片付いた日

2009年6月26日日常

本日は決済日だった。離婚事の全てのカタがついた。
お金も物も、もう何の繋がりもなくなった。
そして家が手に入った。

決済時、元嫁も来たのに会えなかった。
弁護士の計らいで別部屋を用意してくれていて、書類だけが行ったり来たり。
散髪もして、一張羅を着込んだのになぁ。
最後に顔を見たかったなぁ。話したかった。
問い詰めたいわけではない。ただ、話をしたかった。顔を見たかった。

まだ昼間だったけど、帰りに一人で酒を飲みにいった。
なんだろな、泣きそうになった。けど泣けなかった。
「お元気で」せめてそれくらいの言葉を顔を見て交わしたかったな。
２年前の「仕方ないねん」という彼女の言葉が、最後の言葉になってしまった。