幻夜

2009年3月3日 読書
幻夜 (集英社文庫) 東野圭吾
震災に紛れて人を殺した男とそれを目撃した女の話。
女は美人で、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。

前作が「白夜行」にあたるようで。
そっちも面白かった。ドラマも見入った。
目的のためには手段を選ばない。
平然と嘘をつき、非情熱的に、賢く強く生きていく女。

社会的にも法的にも"なし"な生き方ではあるが、
心のどこかでこういうのに憧れている。
しれっとクレバーに、秘密を持って生きてみたい。
逆にそういう女性に翻弄される方も"あり"だと思う。
生きる目的がブレない、雑念が生まれない人生は、理想かもしれない。

俺の妻もここまで極めてくれていたら面白かったのになんて、非現実的だけど思う。
ラストは予想できなかった。賛否あるんだろうけど、私は賛だ。

****

今日は体調も気分もよくない。
テレビも親も社長も、みーんな耳障り。。。
もちろん表面には出してないつもりだけど、なんだかダメだ。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索